首都高速道路株式会社 オフィシャルサイト

点検時に料金所レーン閉鎖が不要となる新型軸重測定装置



背景

首都高速道路では道路構造物を保全するため、道路法及び車両制限令に基づく過積載車両の取締りに軸重測定装置を設置しています。

軸重測定設備は、通過する車両の軸重を路面に埋め込まれたセンサーで計測する仕組みとなっているため、定期的な点検が必要となります。軸重測定設備の点検では料金所レーン閉鎖が必要となり、1レーンのみの料金所の場合には入口通行止めが不可欠となります。

技術の概要

お客様サービスの観点による料金所レーン閉鎖回数の削減や、それに伴う規制コスト削減を実現するために、下記の特徴をもつ軸重測定設備を実用化しました。

  1. (1)通過車両による衝撃を受けにくい構造(センサーのスリム化等)⇒機器損傷頻度の低減
  2. (2)機器健全性確認が遠方から実施可能⇒状態確認の遠隔化による料金所レーン閉鎖回数の削減