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省工程剥落防止材

首都高では、コンクリート構造物に対してコンクリート片剥落防止対策を実施しています。

従来の剥落防止対策工法は、工程数が多く施工完了まで3日程度を要し、施工後はコンクリート面が目視確認できないといった課題がありました。

そこで、1日で施工が完了でき、所定の強度(押抜き荷重0.3kN以上, 付着強度1.0N/mm2以上ほか)を発揮できる「省工程剥落防止材」を開発し、主にコンクリート床版のハンチ部に適用を進めています。

この「省工程剥落防止材」は、工程の短縮によりコスト縮減に寄与するとともに、色彩を透明色としているため、施工後もコンクリート面の目視確認が可能となり、維持管理性の向上にも寄与しています。


【特許6890052号:コンクリートの剥落防止工法】