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二輪車の重大事故を詳細に見ると、カーブ部での自損事故の他、急ブレーキ時の追突事故、合流部での接触事故等が発生しており、主な原因として、スピードの出し過ぎや、他車から視認されていないことなどが挙げられます。
主な事故 | カーブ部での 自損事故 |
急ブレーキ時の 追突事故 |
合流部等での 接触事故 |
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概要 | カーブ部等で速度の 出し過ぎによる事故 |
二輪車の急ブレーキ時に 後続車が追突 |
合流部等で車線変更する 他車との接触事故 |
イメージ図 | ![]() |
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二輪車の 注意事項 |
カーブ手前では、 十分減速して走行しましょう |
急ブレーキは後続車からの 追突の恐れがあります。 余裕をもって減速しましょう |
四輪車の死角に入っている 場合があります。 周囲の交通状況に注意して 走行しましょう |
四輪車の 注意事項 |
スピードを出している 二輪車がカーブ部で事故を 起こす可能性があります。 特にカーブ手前では 二輪車と十分距離を空けて 走行しましょう |
二輪車の急ブレーキに気を付け、 周辺の状況に注意して 十分車間距離を空けて 走行しましょう |
二輪車は四輪車に 比べ小さいため、 死角に入りやすくなっています。 周囲の交通状況に注意して 走行しましょう |
首都高速道路を二輪車で安全に走行するために、以下のことに気を付けて走行しましょう。
二輪車は四輪車と比べ周囲を囲われていないため、死角が少ないと思われがちですが、二輪車にも乗用車と同じ位の死角があります。(首都高速道路実験結果より)
二輪車はバランスを崩しやすく、路面の影響を受けやすいため、走行時に路面に注視し周囲の状況を十分把握できていない可能性があります。特に合流部等、車両の錯綜が生じている箇所では、広い視野を持ち、他車の動きに十分配慮して走行しましょう。
ロングツーリング前や洗車時等、適切な時期に日常点検を行いましょう。
特にブレーキ、タイヤ、灯火類、燃料の不具合は事故に繋がる恐れがある大事なところです。
カーブ部では、「スローイン・ファーストアウト」が基本です。カーブ部の手前の直線部で十分速度を落とし、周囲の状況に注意しながら安全に走行しましょう。
参考:JAF クルマ何でも質問箱
※1 所要の条件:20歳以上かつ、大型二輪免許または普通二輪免許を受けていた期間が3年以上