雨の日の運転は視界が悪くなり、また路面が滑りやすく、制動距離※も伸びるなど思わぬ交通事故に繋がることがあります。
※制動距離:ブレーキが利き始めてから止まるまでの距離
首都高速道路における交通事故発生件数は、コロナ禍と比べて交通量が回復している影響もあり、2023年度は9,017件と昨年度に比べて増加しています。
雨天時は路面が滑りやすく、道路施設への接触事故死傷事故が発生しやすくなっています。
また、雨天時以外に比べ、雨天時の1時間あたりの死傷事故件数は約4倍となっています。
雨天時以外は、「施設接触」事故が約1割を占めてるのに対して、雨天時は「施設接触」事故が約3割を占めています。
雨天時の施設接触事故は60km/h以上での走行中に発生しやすい傾向にあります。雨天時にスピードを出すと、スリップしやすくなり交通事故につながってしまいます。
※四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。