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2009年の最後を飾る首都高講座に、今年の8月にタモリ倶楽部でも放映された「大橋ジャンクション」が登場します。 そんな、マスコミ等にも注目されている「大橋ジャンクション」あの壁の中はどうなっているんでしょうか?
この講座に参加すればご自分の目で大橋ジャンクションをご覧いただくことができ、さらに疑問のアレヤコレヤも講師の説明で解決されるはずです。 また、大橋ジャンクションに興味のある皆さんはもうご存じだと思いますが、壁(ループ)の内側には換気所が建設されています。
今年4月に開催した講座では、3号渋谷線との連結部付近や、桁を架ける際に使った大きなクレーンもご覧頂きましたが、建設が進んだ今回は、存在感を現す大橋換気所も学んでいただこうと考えています。
2010年3月の開通に向け、日々刻々と完成に近づく大橋ジャンクション。ジャンクション好きな方も、建設現場が好きな方も、それ以外でもご興味のある方、まるごと大橋ジャンクションを学びましょう!
コース名 | 16限目 |
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講座場所 | 大橋ジャンクション |
講座日時 | 平成21年12月17日(木) 14:00~16:30 |
募集人数 | 50名(18歳以上) |
参加費用 | 無料 |
首都高講座16限目は2009年の最後を飾るにふさわしく、首都高講座の中で最も多い応募者数を数えました。選に漏れてしまった方々申し訳ありませんでした。 青く晴れた空の下、全員が集合時間前に揃い、大橋ジャンクションへの関心度の高さを改めて感じました。
現場を見ていただく前にまず、中央環状新宿線(3号渋谷線~4号新宿線)まで開通すると、中央環状線を使ったドライブがより快適になることをパワーポイントや動画を使って、説明しました。例えば渋滞ピーク時(平日11時台)でも、東名道(用賀)から東北道(川口)までの所要時間は40分となり、今までより18分早く着きます。 また、まちづくりと一体になった整備をして造られた大橋ジャンクションについても説明させていただいた後、いよいよ皆さんお待ちかねの現場見学です。
まずこの講座の1週間まえにマスコミに初公開したばかりの大橋換気所に入っていただきました。新宿線の換気所は9か所ですが、縦置きのファンは大橋換気所ともう一箇所、他は代々木換気所に見られるように横置きです。 換気所内に鎮座しているこのファンの組立が、たった4人の人力で行われたことを説明しました。巨大なファンを前に皆さんの関心も最高潮。たくさんの質問が飛び交いました。見ていただいたのは黄色のファンですがこれはトンネル内の空気をきれいにして外に送り出すファン。その他青いファンがあり、それは外からの空気をトンネル内に取り込むためのものです。
換気所を後にし、次は大橋ジャンクションループ内の防災設備を体験しました。 火災等を想定し、泡消火栓のホースを引っ張り出して練習をしました。こうした機会に体験しておけば「もしも」という時にも慌てず行動できると思います。
ぐるっとループを歩いて、ループ部の最上階まで行き、そこから屋上に移動しました。屋上には、2009年11月に地元の小学校生が大橋ジャンクションをキャンバスにして夢や未来を描いた6枚のチョーク絵があります。また、お立ち台からのジャンクションの眺めも堪能していただきました。
次は、一気に70m下りて地下のシールド部分へ。ここは先日「Kinki Kids」がアルバム発売記念のミニライブを開催した場所です。 今日は工事の関係で、シールド部分に入れませんでしたが、たくさんの方が半円形のシールドトンネルの写真を撮られていました。
ジャンクション好きな方も、建設現場が好きな方も、それ以外でもご興味のある方、まるごと大橋ジャンクションを楽しんでいただけたのではないかと存じます。最後まで受講いただきありがとうございました。