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首都高講座64限目では、「横浜環状北西線」の建設現場に皆さまをご案内します。
北西線は、東名高速道路(横浜青葉インターチェンジ)と第三京浜道路 (港北インターチェンジ)を結ぶ、延長約7.1kmの自動車専用道路で、東京2020オリンピック・パラリンピックまでの開通を目指しています。今回の講座では、横浜青葉インターチェンジと北西線が接続するジャンクション部とシールドトンネル入口部に潜入し、その建設現場を実際に歩いて見学していただきます。北西線の全体像や用いた工法など、皆さまが気になるポイントについては社員が随時解説しますので、建設現場の雰囲気を間近に感じながら、建設中の高速道路について深く学ぶことのできる企画となっています。
北西線は首都高講座では初めてのご案内となります。大変貴重な機会ですので、是非ご応募ください!
コース名 | 64限目 |
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講座場所 | 横浜環状北西線 |
講座日時 | 平成30年11月13日(火)14:00~16:30 |
募集人数 | 30名(18歳以上) |
募集期間 | 平成30年10月11日(木)~10月26日(金)10:00 |
参加費用 | 無料 |
締切 | 平成30年10月26日(金)10:00 |
11月14日に開催された、首都高講座64限目「横浜環状北西線へ潜入!建設現場を歩いて学ぼう!」の報告です。
今回は、東京2020オリンピック・パラリンピックまでの開通を目指し鋭意建設中の路線「横浜環状北西線」の建設現場に参加者の皆様をお連れしました。当日は天候が心配されましたが、雨に降られることもなく、大迫力の現場を存分に楽しんでいただきました。
まず始めに、「ほくせいせんPRルーム」へとご案内し北西線の事業概要を説明しました。北西線が完成すれば、東名高速と横浜港の所要時間が約40~60分から約20分に短縮されるほか、東名高速から横浜都心へのアクセスも大幅に向上します。今回の参加者の中には神奈川にお住まいの方も数多くいらっしゃった様子で、熱心に耳を傾け深く頷く姿が印象的でした。概要説明後は、北八朔立坑(トンネル)へと移動。皆様には工事業者さながら、ヘルメットや安全チョッキを装着していただきました。
北八朔立坑はトンネルを掘削するシールドマシンが発進した場所です。シールドマシンは約3.9kmのトンネルを掘り進み、港北行きトンネルは2018年8月、青葉行きトンネルは9月に反対側の終着点に到達しました。参加者には立坑からシールドトンネルに入坑いただき、トンネルの建設現場を見学いただきました。避難設備等の施設物の設置がまだ終わっていない、掘削が完了したばかりのトンネルの姿に、参加者は興味津々のご様子。たくさんの質問が飛び交い、活気あふれる現場になりました。中には社員が驚いてしまうような、マニアックな質問もありました。
トンネル見学の後は、青葉ジャンクションの建設現場へ移動。建設用の重機や高架昇降用の足場をご覧いただき、リアルな建設現場の雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。
模型を使いながら北西線の線形や橋脚の説明をした後は、足場を使って地上約30mの高架橋の上へ。皆様には長い上り階段を上っていただきましたが、高いところから景色を見渡せて気持ちよかったとの声や、建設現場を俯瞰することで北西線の将来形がより鮮明にイメージできた、とのご意見を多数いただき、主催者としてとても嬉しく思いました。
参加者の皆様に笑顔で積極的にご参加いただいたこともあり、いつも以上に参加者の皆様と交流することができ、とても楽しい講座になりました。最後までご受講いただき、ありがとうございました。