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鶴見つばさ橋は高速湾岸線の大黒ふ頭と扇島間にある鶴見航路をまたぐ、全長1020mの1面吊り斜張橋です。
京浜地区における港湾施設間の基幹交通軸として、横浜港の港湾機能をさらに高揚させる上で大きな期待が寄せられていました。
1987年の基礎工事の着工から、1994年の開通までを振り返ります。
逆Y字型の主塔と道路中央部がケーブルで結ばれた姿は、まさに巨大な鳥を連想させます。 横浜ベイブリッジと合わせ、鶴見つばさ橋は横浜ベイエリアのランドマークとなっています。
鶴見つばさ橋は、一般公募により名称が決定しました。名称が決まるまでの選考はなんと八回に及びました。
オーロラブリッジや横浜マリンブリッジなどの名称が候補に挙げられていましたが、鶴見という地域を表現していること、「つばさ」の語感、付近の羽田空港と合う翼のイメージ、新しい時代に向けて羽ばたいていく展望から鶴見つばさ橋の名称が相応しいとされました。
長く親しまれる橋の名称にはたくさんの想いが込められているのですね。