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2018.10Topics 3

地上約30mの“空中の田んぼ”で、小学生が稲刈り

地上約30mの“空中の田んぼ”で、小学生が稲刈り

10月2日、「おおはし里の杜」で目黒区立菅刈小学校5年生が稲刈り体験をしました。

おおはし里の杜は、首都高の高速3号渋谷線と高速中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションの換気所屋上につくられた地上約30m、約1,100m²の自然再生緑地です。ここには昭和初期の目黒区周辺の斜面林や草地、水田といった原風景が再現され、秋は黄金色に色づいた田んぼの周囲を赤トンボが飛び回ります。

そんな“空中の田んぼ”で同校5年生の稲作体験学習が始まったのは、平成23年度。以来、毎年6月の田植えから収穫までを、首都高及び首都高グループの社員とともに体験しています。

この日集まった児童51人は、社員から稲刈りの方法や注意点などの説明を受けたあと、さっそく裸足になり、田んぼへ。指導を受けながら慎重にカマを扱い、ひとり6株ずつの稲を刈っていきました。
「一昨日の台風で稲が倒れていないか心配でしたが、田んぼが無事でよかったです。カマを使うのは初めてでしたが、あまり力を入れなくてもザクッと簡単に切れました」
と笑顔で語ってくれました。

同校の荘司るみ校長は、こうした体験学習には大きな意義があると語ります。
「お米は日本人の主食ですが、都会の子どもたちが田植えや稲刈りといった作業を体験できる機会はなかなかありません。ふだん食べているご飯が、どのように作られているのか。そうした机上の学習だけでは学べないことを、“体験”により学べる機会をいただけているので、毎年感謝しています。地域のみなさんに支えられながら生活していることを、子どもたちが感じられる機会でもあると思います」

みんなで収穫したお米は、昨年のワラで束ね、昔ながらの「はざ掛け」という天日干しに。12月にはこのお米で児童らがおにぎりを作り、収穫祭を開催する予定だそうです。稲作の指導や管理を担当した社員らも参加させていただく予定です。

「おおはし里の杜」は生態系維持のため、公開日を除いて一般の人は立ち入れない“秘密の楽園”。メダカも泳いでいます。

目黒区立菅刈小学校5年生。6月に植えた稲を、この日はいよいよ収穫します。

小学生を迎えた首都高及び首都高グループの社員。藤井寛行代表取締役専務執行役員が挨拶しました。

まずは稲刈りの仕方を、実演を交えてレクチャー。カマを安全に使うための、注意も促します。

ギザギザの刃がついたカマを手に、少し緊張気味の子も。ケガなく、無事に刈ることができました。

「カマを実際に見たのも、使ったのも初めて。初めての経験で楽しかったです」

「裸足で入った田んぼの感触が、ぬるぬるして不思議な感じでした」

刈った稲は濡らしたワラで束ね、「稲架(はざ)」に掛けました。昔ながらの天日干しです。

みんなで協力したので、あっという間に刈り終わりました。12月の収穫祭が楽しみです!

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