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首都高で実施した交通安全対策をご紹介します。
ご利用のお客さまにおかれましては、現地の案内標識や路面標示に従い、安全なご走行をお願いします。
その他安全に関する取り組みは企業サイトをご覧ください。
施設接触事故は、車両が首都高の施設(壁高欄等の構造物)に接触してしまう事故を指します。この事故は、重傷事故になるケースも多く非常に危険な事故です。事故の原因としては、カーブ箇所での規制速度の大幅な超過や、雨天時等に路面状況を考慮しない運転により多発しています。
施設接触事故のほとんどは、速度の大幅超過によるものです。速度の出しすぎにより、車両の制御が効かなくなることや、カーブ部へ適正な速度で進入しないことにより曲がり切れず構造物へ衝突するケースが多く発生しています。特に雨天時に速度を出しすぎると通常時よりも車両の制御が効かないことから、スリップ等を起こし、大事故に発展してしまうケースも後を絶ちません。
【速度超過でスリップ】
【カーブ部でのスリップ】
首都高では、事故状況の分析を行い、施設接触事故が多発している箇所については、以下の対策を実施しております。このような対策を行うことで、走行中のドライバーの皆様に「この先にカーブがある」との注意を促しております。是非、このような対策が見えた際には、「急カーブ区間だから注意しよう」ということを認識して頂き、通常の走行時よりも速度を気にしながら走行して頂ければと思います。
施設接触事故は、ドライバーの皆様の命にかかわる可能性が非常に高い危険な事故です。皆様のより一層の安全運転をお願いできればと思います。