
Q&A
交通・安全
- 高速上での自動二輪車の二人乗りが解禁されたのに、首都高には禁止されている区間があるのはなぜか。
- 高速道路上での自動二輪車の二人乗りは、平成17年4月から一般には解禁されましたが、首都高の都心環状線を中心とした一部区間については全国で唯一、これを禁止することが東京都公安委員会において決定されました。首都高の安全性等を検討した結果、カーブが厳しい地点等事故の発生が予想される箇所及び過去に事故が多く発生した箇所があるためとされています。
当社としましても、今回禁止とされた区間は他と比べ二輪車の事故の発生率が高いこと、下表のように首都高速道路の都内での死亡事故の多くが二輪車によるものであるという現状から、規制はやむを得ないものと考えています。
首都高は、既成市街地の中小河川や一般道路の上空、地下などの限られた公共スペースを最大限活用して建設しているため、カーブの多い道路構造になっています。当社としてもこれまでカーブの手前に大型の標識を設置し、図形による道路形状の表示や「カーブ注意」「減速」等の文字の表示など、関係機関と調整しながら、様々な方法により安全対策を実施しているところです。
今後とも、走行性を安定させる排水性舗装の敷設、カーブ区間で注意を喚起する大型注意喚起板やカーブ警戒ゼブラ板の設置等の安全対策の実施、安全運転を促すチラシの配布、ポスターの掲出、ホームページでの案内、キャンペーンなどにより安全運転の広報・啓発活動を実施することで二輪車の事故防止に努めてまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
現在、当サイトにおいて、二輪車に係る事故発生地点や事故発生状況等紹介しておりますので参考にしていただければ幸いです。
(参考)首都高速道路における死亡事故の発生件数(首都高速道路株式会社調べ)
| | 全線 | うち東京都内 |
| 平成20年度 |
死亡事故総数 |
16 |
13 |
| うち二輪車の死亡事故 |
4 |
3 |
| 平成21年度 |
死亡事故総数 |
8 |
5 |
| うち二輪車の死亡事故 |
3 |
3 |
自動二輪車の二人乗り禁止規制範囲
- 情報板で表示している渋滞状況と実際とが合っていないことがあると思うが、なぜか?
- 情報板では、今現在発生している渋滞状況や所要時間をお伝えしております。しかし、交通状況は、絶えずめまぐるしく変化するため、お客様が情報板をご覧になってから、実際に情報板に表示されていた区間に近づくまでに、状況が変わることがあります。例えば、事故など突発的な事象が発生しますと、渋滞は急激に伸びることもあり、一方、事故処理が終わった場合には、それまでの渋滞が一気に解消する場合もあります。こういった状況変化にも対応した、より信頼性の高い情報をお客様に提供できるように努力いたします。
- ジャンクションの手前や出口手前などに設置されている所要時間表示板で、時間を表す数字がオレンジから赤に変わることがあるが、あれはなにを意味するのか?
- 通常、所要時間表示板の時間を表す数値はオレンジで表示していますが、所要時間表示板が示している地点までの間に事故や工事などがある場合は、数値を赤に変えて表示しています。したがって、数値が赤で示されている場合は、「所要時間が急変する可能性があります。」という注意を促しているとご理解下さい。
- 高速湾岸線から羽田空港ターミナルビル(第1、2ターミナル)への行き方を知りたい。また、羽田空港から高速湾岸線への行き方も教えてほしい。
- 羽田空港には、第1、第2及び国際線旅客ターミナルビルがあり、それぞれのターミナルによりアクセスルートが異なります。詳細はこちらをご覧下さい。
- 首都高各路線毎の制限速度を知りたい。
- こちらをご覧下さい。
- 首都「高速」なのになぜ制限速度は60kmなのか。
- 制限(規制)速度は、道路交通法に基づき、各都道府県の公安委員会が決定します。 首都高速道路では、
・都市内空間を有効活用するため車線数が少なく、路側帯が狭い
・一般に、河川や街路などの公共施設の上に建設しているため、急なカーブが多い
・すぐ近くに建築物があり、騒音の影響が大きい
などの制約により、原則として時速60kmとされています。
(上記の制約を受けない湾岸線などでは時速80kmの区間もあります。)
特に、都心環状線など、昭和30年代に計画された路線は、極力、公共用地を利用し、さらに、都心部に多い歴史的構造物や文化財を避けて出入口等を設けたことから、時速60kmの採用すら困難で、やむを得ず時速50km(出入口やジャンクション部では一部40kmや30km)となっている区間もあります。
このように、制限速度は交通の安全のため定められており、様々な制約からアップすることは困難ですが、首都高は一般街路との分担の下に、首都圏の大動脈としての役割を果たしています。
- 首都高速道路は、どうして名前に「高速道路」とつくのですか?
- いわゆる「高速道路」とは、
(1)自動車だけの通行に限られること。
(2)出入はインターチェンジに限られること。
(3)往復車線が中央分離帯によって分離されていること。
(4)他の道路、鉄道等との交差方式は立体交差であること。
(5)自動車の高速通行に適した線形になっていること。
の条件を備えている道路をいうものとされています。
これらの道路には、高速自動車国道(東海自動車道(通称:東名高速道路)等)、都市高速道路(首都高速道路、阪神高速道路等)及び高速タイプの一般有料道路(横浜横須賀道路等)が該当し、必ずしも高速自動車国道だけを「高速道路」と呼ぶものではありません。
よって、「首都高速道路」の名称は、上記のいわゆる「高速道路」の要件を備えるものとして、道路整備特別措置法等の法令によって定められています。
ちなみに、首都高速道路は、道路整備特別措置法に基づく「有料道路」(「その通行又は利用について料金を徴収することができる道路」)であると共に、道路法に基づく「自動車専用道路」(「自動車のみの一般交通のように供する道路」)でもあります。
- 頻繁に事故が発生しているイメージがあるが、首都高は交通安全面で問題があるのではないか。
- 首都高では年間1,775件(H21警察調べ)、一般道路を含む全国では年間736,688件(H21警察調べ)の人身事故が発生しています。
これらの数字をもとに、交通事故状況を、通行台数、走行距離を考慮した事故発生の頻度(「人身事故率」)で表すと、首都高では22.5件/億台キロですが、一般道路を含む全国値は87.4件件/億台キロであり、首都高速道路は全国値に比べて約1/4になり、比較的安全な道路といえます。(下図参照)
とは言うものの、首都高では、物損事故も合わせると年間11,052件(H21年度首都高調べ)の事故が発生しています。
車線数が少ない路線が多いことや事故箇所を迂回するルートが取りにくいことなどから、事故が発生すると渋滞を生じやすく、多くのお客様にご迷惑をおかけすることとなってしまいます。
一般道路では、事故等が発生しても多大な影響を及ぼす渋滞の発生が少なく、事故を実感することがないため、事故そのものが少ないイメージをもたれるものと思われます。
- 女性ドライバーにも利用しやすい首都高とすべきではないか。
- 都心の限られたスペースを活用して造られた首都高速道路は、カーブや合流が多く、特に女性のドライバーの方などから「首都高は怖い」という声をよく耳にします。
しかし、実際は、通行台数を考慮した人身事故率で比較すると、首都高は全国の一般道路と高速道路を含めた値の1/4程度であり、比較的安全な道路です。
人身事故率 (単位:件/億台キロ)
※1「交通統計」(平成15年交通事故総合分析センター)をもとに当社が算出
※2 出典:「交通統計」(平成15年交通事故総合分析センター)
とは言うものの、女性ドライバーが怖いと感じておられるのは事実であり、当社では、女性ドライバーや運転初心者の方など、ふだん首都高になじみのないお客様でも安心して快適に首都高をご利用いただけるよう、
1. わかりやすい道路案内標識の設置
2. 女性にも快適にご利用いただけるパーキングエリアの整備
3. 運転席からの実写画像により、入口から出口までを予めインターネットで確認できる運転シミュレーションシステムの提供
など、きめ細やかなサービスの向上に努めております。
さらに、一般の女性ドライバーの皆様と当社女性社員との懇談会でご意見を直接伺ったり、首都高女性社員で構成された「首都高ガールズ」が情報をお伝えする「首都高ガールズが行く!!」、首都高速を走った事のない方や不慣れな方向けに「首都高運転のコツ10」を掲載するなどの取り組みを行っています。
これからも首都高のわかりやすい利用方法などの情報を提供し、どなたにも安心してご利用いただける首都高にいたします。
- 橋が錆びて汚さが目立つが、塗装の塗り替えなどは行わないのか。
- 塗装には、鋼材の腐食を防止するとともに、色彩により周囲の景観と調和を図る役割があり、首都高の塗装の塗替えは、点検結果に基づき、安全、景観、コストを総合的に考慮して行っています。
具体的には、首都高の塗装の点検は、高架下から行う徒歩点検を1年に1回、足場を架設して行う構造物接近点検を5年に1回実施し、状態を把握し、塗替えの必要性を検討します。
塗装の塗替えは、塗装の劣化(ふくれ、われ、はがれ)や錆が広い範囲で発生し、構造物の安全に問題を生じる場合又は景観を著しく損ねる場合に行います。
当社では、30%を超える管理費の削減に取組むため、塗装の塗替えは、景観に関わるものよりも安全に関わるものを優先的に実施しています。
部分的に発生した錆が雨水などの影響で流れ出し、景観に影響を与える場合がありますが、部分的な錆であれば構造物全体の安全に問題はないので塗替えは行いません。
なお、錆が構造物の重要な部位に発生した場合は、安全のため部分的な塗替えを実施します。